2007/04/12 [23:14] (Thu)
雨垂れに濡れる窓
眼を逸らせた青年が呟く
「つまんないコト聞かせちゃったね」
少女はまだ雨の止まないその景色を、
青年と同じく眺めながら
そっと首を振る
「……ありがと」
小さな言葉は雨の雫に流され
知らなかった心を写し出す
でも、それはきっと
太陽が覗けば
脆くも消えてしまうものなのだと
知っているから
せめてこの雨が止むまでは
しっかりと聞いていようと思う
静かな雨音に紛れ込む
この静かな声を
雨垂れに濡れる窓
眼を逸らせた青年が呟く
「つまんないコト聞かせちゃったね」
少女はまだ雨の止まないその景色を、
青年と同じく眺めながら
そっと首を振る
「……ありがと」
小さな言葉は雨の雫に流され
知らなかった心を写し出す
でも、それはきっと
太陽が覗けば
脆くも消えてしまうものなのだと
知っているから
せめてこの雨が止むまでは
しっかりと聞いていようと思う
静かな雨音に紛れ込む
この静かな声を
2007/04/12 [23:07] (Thu)
僕にとって嫌なことは、みっつ。
1.あの子に呆れられること
2.あの子に怒られること
3.あの子に無視されること
そして最近、4つめが出来た。
これがかなり辛い。
嫌なこと、なんていう我慢のラインを通り越し、それは立派に苦痛の域。
それが、
あの子と普通にデートすること
まったくもって笑えない。
カッコいい僕を見て欲しいから
僕にとって嫌なことは、みっつ。
1.あの子に呆れられること
2.あの子に怒られること
3.あの子に無視されること
そして最近、4つめが出来た。
これがかなり辛い。
嫌なこと、なんていう我慢のラインを通り越し、それは立派に苦痛の域。
それが、
あの子と普通にデートすること
まったくもって笑えない。
カッコいい僕を見て欲しいから
2007/04/12 [15:58] (Thu)
噛み締めた奥歯が軋む
幻想なんて抱いてない
求める無駄を知り尽くしている
でも、
だから、
押し潰されそうなこの時を堪えようとする
判っている
逆らいはしまい
何の為に、こうやって膝抱えているのか
そんなことちゃんと判っている
言われなくても、
言われないから、
まだ、これからもずっと期待していたいんだ
噛み締めた奥歯が軋む
幻想なんて抱いてない
求める無駄を知り尽くしている
でも、
だから、
押し潰されそうなこの時を堪えようとする
判っている
逆らいはしまい
何の為に、こうやって膝抱えているのか
そんなことちゃんと判っている
言われなくても、
言われないから、
まだ、これからもずっと期待していたいんだ
2007/04/12 [15:57] (Thu)
震える手を強く、
色失うほどの力で握り込む
聞こえるのは軋み
受け入れられない現実と、
享受した現実
狭間で揺れる
始まりは支配と蹂躙
想いが駆り立てる
震える手を強く、
色失うほどの力で握り込む
聞こえるのは軋み
受け入れられない現実と、
享受した現実
狭間で揺れる
始まりは支配と蹂躙
想いが駆り立てる
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