2007/04/14 [21:03] (Sat)
我が身の甘んじていた幼さは、
交わされる言葉をいつも黙然と聞き過ごさせた。
無邪気は罪?
虚構に気づかぬ愚かさで"家族"という薄氷踏み抜いて、
絶対零度が澱む小さな穴に落ち込んだ。
あの時、這い上がろうとしなかった。
そんなこと考えもしなかった。
ソコの寒さに身体が動かなくなっていくことさえ、
知らなかった。
"たすけて"
叫ぶ声を持たなかった。
何も判っていなかったから。
落ち込んだ深みを理解しなかったから。
求める救いが必要だなんて----
『誰も教えてくれなかった』
我が身の甘んじていた幼さは、
交わされる言葉をいつも黙然と聞き過ごさせた。
無邪気は罪?
虚構に気づかぬ愚かさで"家族"という薄氷踏み抜いて、
絶対零度が澱む小さな穴に落ち込んだ。
あの時、這い上がろうとしなかった。
そんなこと考えもしなかった。
ソコの寒さに身体が動かなくなっていくことさえ、
知らなかった。
"たすけて"
叫ぶ声を持たなかった。
何も判っていなかったから。
落ち込んだ深みを理解しなかったから。
求める救いが必要だなんて----
『誰も教えてくれなかった』
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2007/04/12 [23:14] (Thu)
雨垂れに濡れる窓
眼を逸らせた青年が呟く
「つまんないコト聞かせちゃったね」
少女はまだ雨の止まないその景色を、
青年と同じく眺めながら
そっと首を振る
「……ありがと」
小さな言葉は雨の雫に流され
知らなかった心を写し出す
でも、それはきっと
太陽が覗けば
脆くも消えてしまうものなのだと
知っているから
せめてこの雨が止むまでは
しっかりと聞いていようと思う
静かな雨音に紛れ込む
この静かな声を
雨垂れに濡れる窓
眼を逸らせた青年が呟く
「つまんないコト聞かせちゃったね」
少女はまだ雨の止まないその景色を、
青年と同じく眺めながら
そっと首を振る
「……ありがと」
小さな言葉は雨の雫に流され
知らなかった心を写し出す
でも、それはきっと
太陽が覗けば
脆くも消えてしまうものなのだと
知っているから
せめてこの雨が止むまでは
しっかりと聞いていようと思う
静かな雨音に紛れ込む
この静かな声を
2007/04/12 [23:07] (Thu)
僕にとって嫌なことは、みっつ。
1.あの子に呆れられること
2.あの子に怒られること
3.あの子に無視されること
そして最近、4つめが出来た。
これがかなり辛い。
嫌なこと、なんていう我慢のラインを通り越し、それは立派に苦痛の域。
それが、
あの子と普通にデートすること
まったくもって笑えない。
カッコいい僕を見て欲しいから
僕にとって嫌なことは、みっつ。
1.あの子に呆れられること
2.あの子に怒られること
3.あの子に無視されること
そして最近、4つめが出来た。
これがかなり辛い。
嫌なこと、なんていう我慢のラインを通り越し、それは立派に苦痛の域。
それが、
あの子と普通にデートすること
まったくもって笑えない。
カッコいい僕を見て欲しいから
2007/04/12 [15:58] (Thu)
噛み締めた奥歯が軋む
幻想なんて抱いてない
求める無駄を知り尽くしている
でも、
だから、
押し潰されそうなこの時を堪えようとする
判っている
逆らいはしまい
何の為に、こうやって膝抱えているのか
そんなことちゃんと判っている
言われなくても、
言われないから、
まだ、これからもずっと期待していたいんだ
噛み締めた奥歯が軋む
幻想なんて抱いてない
求める無駄を知り尽くしている
でも、
だから、
押し潰されそうなこの時を堪えようとする
判っている
逆らいはしまい
何の為に、こうやって膝抱えているのか
そんなことちゃんと判っている
言われなくても、
言われないから、
まだ、これからもずっと期待していたいんだ
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